信号待ちの犬にテレパシーを送ってみた

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モデル歩きのシェルティさん

道を歩いていたら、向こうからお散歩中のシェルティがしずしずとやってくる。シェルティといえば小型コリーのような、お上品ないでたち。

シェルティ

きれいな毛をふさふさとなびかせながら、モデル歩きのように前足を交差させて歩いてくるので、かわいいなー、でもシェルティは気位高いからなー、なとと思いながらすれ違おうとしたら、シェルティさん、急にこちらに向かって両前足を上げて愛想を振りまいてくれた。

飼い主がとっさにリードで抑えたけれど、ノープロブレム。犬が犬好き人間を瞬時に見抜くのにいつも感心します。

あまりよそ様の犬を気安くなでるわけにもいかないので、たいてい何食わぬ顔で通り過ぎるのですが、中には「なでる? なでる?」と言わんばかりに向こうから寄ってくる犬もいる。犬が犬好きを見分ける直観は大したもんです。

柴犬の後頭部に念を送ってみる

交差点で信号待ちをしていたら、目の前にお散歩中の柴犬がお座りして信号を待っている。後頭部があまりにもかわいいので、このときは意識的に、柴犬の後ろ姿に「かわいいねー」と念を送っていたら、信号が変わって飼い主と横断歩道を渡り始めた瞬間にパッと振りかえって、前足を上げて愛想を振りまいてくれたのでした。

このときはドサクサに紛れて頭をなでさせてもらいましたが、あんた後ろに目がついとるんかい。というより、テレパシーが通じたことに驚き。いやー、動物の第六感ってすごいわ。

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