宝さがしのような楽しみ
「タカハシ」と聞いても、関東の一部の地域にお住まいの人しかピンとこないでしょう。
「タカハシ」というのは神奈川・東京・埼玉・千葉・山梨に展開する激安衣料品を販売するチェーン店です。
公式サイトから「タカハシ」の紹介文を引用すると、「流通段階にあるシーズンオフ商品、過剰在庫、サイズや色の偏りなどのいわゆる訳あり商品を仕入して激安の値段で販売するお店です。」ということで「低価格帯のアウトレット」を標榜しているお店です。
タカハシ公式ホームページ https://tasm.co.jp/
イメージとしては「しまむら」に近いですが、「しまむら」もいまや全国規模で認知されるお店となり、ある意味画一的になってしまった。そこに「びっくりするほど安い!」という感動はもはやナイ。
すっかり立派になって……
刮目せよ!!
そこへいくと、「タカハシ」には掘り出しものを見つける楽しさが健在です。「この品質が、このお値段で!」というワクワク感があるのです。
発掘するのは自分の眼力次第。メーカー放出品などがあるので、激安だからといってあなどれないんですぜ。
お値打ち衣料品のはしりといえば「ユニクロ」ですが、すっかり意識高い系になってしまって、もはや「しまむら」よりも遠い存在になってしまった。
昔の「ユニクロ」製品は値段の割にやたら丈夫でした。どれぐらい丈夫かというと、20年前に買った夏用ハーフパンツが今も現役というぐらい丈夫です。
残念ながら、すっかりシャレオツになってしまった今の「ユニクロ」にその頑丈さはないようです。
君は変わってしまった……
買いすぎるのが難点
ということで、つい先日も夏用Tシャツが傷んできたので「タカハシ」に買いに行ったところ、アドレナリン大放出。予定外に買ってしもた(といっても買った数からしたら安いもの)。
どれぐらい激安かという例をあげると、靴下一足49円、日本製の靴下でも2足で199円、綿100%のTシャツ599円(いずれも税抜)。
安かろう悪かろうではなく、そこそこしっかりした品質。(もちろん選択眼は必要で、値段以上の品質を見極めるのも醍醐味)
「買いすぎた~」と思ったのもつかの間、帰って着てみればお値段以上の着心地で、反省などたちまち消え失せたのでありました。夏は洗濯替えがいるから、いいんです。
たぶん「タカハシ」を知る人なら、この感動をわかってくれるはず。庶民の味方「タカハシ」を今後も勝手に応援し続けます。
そのままの君でいて