山火事で「かもめの玉子」が危ない!

大船渡市の山火事が大変なことになっております。

岩手銘菓「かもめの玉子」の製造にも影響を与えかねない勢いです。

何が驚いたって、ちょうど昨日「かもめの玉子」と東京銘菓「ごまたまご」の関連について調べていたところで、昨日の今日で「かもめの玉子」のニュースを見たので、シンクロシニティに一人で驚いているというわけです。

なんで「かもめの玉子」と「ごまたまご」について調べたかというと、「月でひろった卵」という絶妙なネーミングのお菓子の存在を知ったからです。「月でひろった卵」については後半で。

昨日「かもめの玉子」と「ごまたまご」の関係を書こうと思ったものの面倒になって中断し、そして今日Yahoo!ニュースを見てシンクロシニティに驚き、ようやくこうして書いているわけですが、「かもめの玉子」と「ごまたまご」の関係は知ってる人も多いと思うので、結論だけ。

「かもめの玉子」と「ごまたまご」は菓子業界にありがちな模倣、すなわちパクリ・パクられの関係ではありません。「ごまたまご」の製造会社「東京玉子本舗」は、「かもめの玉子」の製造会社である「さいとう製菓」から派生した会社なのです。以上。

閲覧数を稼ぐブログのコツというのを読むと、こういう大したことないネタをふくらませ(おっと毒舌)、もっともらしい構成にして(さらに毒舌)記事にせよとか書いてあったりしますが、そういう手間ヒマを確信犯的に惜しむのが当ブログなのです(いばるな)。

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「月」と「たまご」

ふわふわのカステラ状の生地がカスタードクリームを包むおまんじゅう状のお菓子、一番広く知られているのは仙台銘菓「萩の月」でしょう。

たぶん「萩の月」が本家でしょうが、まあ全国津々浦々、似たようなお菓子の多いこと。混沌たる様相を呈しております。

この混沌に果敢に切り込む「萩パク言うな.com」というサイトを見つけました。全国の「カスタードが入った丸い蒸し菓子」の情報収集をしておられます。リンクOKなので貼らせていただきました。

ともかく「月でひろった卵」という商品の存在を知るに至り、「月」だけでなく「たまご」まで取り込んだかと、そのよくばりセット的なネーミングが感に堪えないのでございます。2回転半宙ひねりみたいな感じ? 

ちなみに「月でひろった卵」というのは、山口銘菓です。形状は「萩の月」様で、カスタードクリームの中に和栗を刻んだものが入っているのがスタンダードっぽい。

個人的には、夏みかんバージョンに心惹かれました。

なんか丸いお菓子だらけの記事になってしもた。ただ「かもめの玉子」の無事、すなわち山火事が早く収まることを願っております。早く雨が降ればいいのにね。

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