新年の抱負-意図的にイヤミを言えるようになりたい

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脱・デジタル

世の中には2種類の人間がいます。イヤミを言う人と言わない人。女人には多いですね~、真綿で針をくるんだような物言いをする人。表面上はキレイに。

相手が反撃すると「やだー、そんなつもりじゃなかったのにー」。相手のせいにする。

無視を決め込むのも一手ですが、こういう輩は増長するので、早めに牽制しておくほうがいい。

相手と同じように、砂糖でコーティングした毒をお返しできるようになりたいと思いながら幾星霜。なかなか難しいもんです。

優柔不断なくせにこういう方面に関してはデジタルなので、対処法は「0」か「1」。すなわち、臨界点まではじっとガマン、限界突破するや正面から三倍返し。ぽぽぽぽーん。

スッキリしますが、周囲にはドン引きされるという難点があります。適度なガス抜きというものを覚えたい。

少しヒントが見えた、ような気がする

というわけで、上手なイヤミ返しができるようになりたいというのが本年の目標です。

ただ、微塵の悪意もなく、イヤミを言うつもりなど毛頭ない時に限って、取りようによってはイヤミに取れる言葉を放っていることがあるのがまことに厄介。

例えば、この年末年始休業+インフルエンザによる休業が重なってちょっとした行き違いがあった例。

相手がサービスを提供する側(インフル発生側)、こちらが客の立場。年始の営業開始日の認識が双方ズレていて、こちらが不意打ちを喰らった形に。別に大したことではなかったので、本当に他意なく「こちらからも電話で確認すればよかったですね」と言ったんです。

でも、これだって取りようによっては「確認の電話ぐらいよこせや、気がきかんな」と言っているようにも聞こえる。ニホンゴムズカシイネ。

全く意図していないときのほうが絶妙なラインのイヤミが言えているというのも逆説的ですが、少しヒントが見えたかも~。

Creepy Nuts「のびしろ」に励まされる

Creepy Nutsといえば「Bling-Bang-Bang-Born」で昨年の紅白歌合戦にも出演し、絶賛ブレイク中です。

ただ、Creepy Nutsは歌詞の日本語センスがとても良いと思うので、あまり歌詞に意味のない「Bling-Bang-Bang-Born」より、メッセージ性のある「のびしろ」のほうが推し。

「のびしろ」では大人の処世術がずらずらーと列挙されています。自分と照らし合わせて、あ、これはできるわ、これはまだ身についてないなと自己採点したりして。歳の割にはできてないことのほうが多いけどさ。

歌詞の中に「上手なイヤミの言い方」というのはないですが、「綺麗なぶつかり方」というのが該当するかな。

智に働けば角が立つ、情に棹させば流される。本当に人の世は生きにくいですが、イヤミには華麗なイヤミ返しができるような、そういう人に私はなりたい。

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