加水分解にヘキエキして金属製に全フリ

「加水分解」。日常生活に地味にストレスをもたらすアレ。検索すると「化合物が水と反応して起こる分解反応」とか書いてある。

よくわからんけど、主に洗濯物干しと靴底でよく喰らっております。最近もブーツの靴底でやられた。

コロナ禍の間、履く機会もなく3~4年しまいっぱなしになっていたブーツ。久しぶりに履いてみたら履き心地がなんかヘン。加水分解で靴底に亀裂が入ってたー。

上部はほとんど傷んでいないけれど、靴底がやられちゃあしょうがない。もったいないけど捨てた。夏のサンダルでもやられたことがあって、こっちは箱から出したとたんに靴底がザラザラーッと砕け散った。いやもう見事なくらいに。

この加水分解、プラ製洗濯物干し(↓下の写真みたいなやつ↓)でもやられております。

こっちは紫外線による劣化もあるけどれども、まるで時限爆弾のように、ある日を境に次々と洗濯ばさみが「パキッ」と割れ始める。もしくはベタつきはじめる。

洗濯ばさみだけ付け替えるという荒業を試みるものの、それができない構造のものもある。そうすると枠部分はしっかりしていても、捨てるしかない。地球にやさしくない。

最近は材質が粗悪になっているのか劣化周期が短くなった気がするので(安物だからかもしれない)、金属製に全フリしているものに買い替えました。洗濯ばさみまで金属製のやつ。

最初丸形のものを買って、良さそうだったので、次いで角形を購入。

よくあるフルメタル製のものも使ったことがありますが、ピンチ部分が使いにくいし重いので、レトロ趣味もあいまって水玉シリーズにしました。

これで加水分解からは解放されるはず。製品レビューには「20年使った前のものが壊れたので、また同じ商品を探していました」とかある。すごいぞ。20年モノ。ちょっと高いなと思ったけれど、20年使えたらかなりお値打ちではないか。ニシダの洗濯物干しというのは知る人ぞ知る存在らしい。

ちなみに、洗濯ばさみの内側には布地を保護するためにプラスチック部品がついています。この部分の加水分解が気になりますが、20年使った人がいるのだから大丈夫なんだろう。

末永くよろしくなんだぜ。

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