つい先日、映画「ビートルジュース」(1988)がミュージカルになっていると知って驚いたねじねじ草です。「ビートルジュース」といえば長らく「B級映画の名作」という扱いだと思っていたので、2019年にブロードウェイでミュージカルになりヒットしていたと知ってびっくりしました。
日本版ミュージカルも、この8月から9月にかけて松竹が興行しています。知ったのは「出演者の体調不良により休演」という、残念なニュースからだったんですが。
ついでにUSJの「ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー」でMCもやっているというのを知って、二度びっくりしました。ビートルジュースさん、いつの間に……。
ティム・バートン監督のブレイクのきっかけとなった作品としても有名な本作。気弱な幽霊夫婦が、生前に住んでいた家から今の住人を追い出しにかかるのですが、人間たちが図太すぎてうまくいかない。困った幽霊夫婦が頼るのが霊界のゴロツキ、ビートルジュースです。
幽霊夫婦が見えてしまうゴスロリ少女役のウィノナ・ライダーがかわいい。どこか危なっかしい繊細さがはまり役です。
この「ビートルジュース」、来年の9月にアメリカで続編が公開されることが決まったそうで、三度びっくり。35年の時を経てよみがえってくるこの生命力、やはり名作の証か。
ハリウッドのストライキで撮影が遅れたり、セットを盗まれたりと、なかなか波乱含みのスタートのようですが、日本でも公開されることを楽しみに気長に待ちたいです。