たまーに遭遇する説明のつかない不可解な現象。覚書代わりにメモしておきます。
床に忽然と現れた水たまり
前に住んでいたアパートでの話。仕事を終えて夜に帰宅し、電気をつけたらびっくり仰天。台所の床の真ん中に忽然と水たまりができていました。もちろん、朝家を出る時にはそんなものありませんでした。
普通に考えたら上の階からの水漏れですが、天井を見てもその痕跡はなし。「???」となりつつ、水の量はコップ1杯分ぐらいで大したことないので、帰宅早々拭き掃除をしたわけですが、視線を電子レンジの上に移したとたん、心臓が口から飛び出るかと思いました。
なぜフライパンにまで
電子レンジの上には、洗って乾燥させた空のフライパンが置いてあったのですが、そこに容量ぎりぎりに、水がたまっていたのです。
表面張力を発揮せんばかりに満々と水をたたえたフライパンがそこにありました。周囲には一滴の水もなし。あまりの不可解現象にしばし硬直。もちろん、水を張ったフライパンを電子レンジの上に置いておくなどという習慣はねじねじ草にはありません。
上の階からの水漏れにしては、なぜ周囲に水が一滴も飛び散っていないのか(床の水たまりとは少し距離がある)。なぜ、フライパンの容量いっぱい、ぎりぎりにきれいに水がたまっているのか。
とりあえずフライパンの水を流しに空けたわけですが、あまりにも容量一杯に水が入っているのと、気が動転して手が震えたせいで床に水をこぼしてしまって、再び拭き掃除をすることになったのでした。
水漏れではないと思う
この件の後に、上の階の住人が実際に風呂場の水漏れ事故を起こして天井から水がしたたってきたことがあったのですが、このときの状況とは明らかに違うんですよねぇ。というか、水漏れ事故を起こした住人は「水たまり事件」のずっと後に入居してきたので、「水たまり事件」のとき上階は空室だったような気がする。
確認したことがないのではっきりしたことは言えませんが、少なくとも水漏れ住人が引っ越してくるまで生活音が気になったことがないのは確かです。
床の水たまりだけなら上の階からの水漏れということで無理やり自分を納得させますが、フライパンの水がどうしても謎。なんできっちりフライパンの中だけに水がたまっていたのか。
というわけで、今もってさっぱり理由がわからない「水たまり事件」。ちなみに、そのときのフライパンは今も使っています。