3か月遅れの理由は依然として不明
やっと見てきた、スピルバーグの「ディスクロージャー・デイ」。
日本だけ公開が3か月も遅れたのは、この夏、日本では「ちいかわ」など強力なライバル映画がそろい踏みだったからだとYouTuberの誰かが言っていましたが、本当でしょうか。
日本だけ公開が遅れに遅れた理由はいまだ不明ですが、イオンシネマで上映されるというのは田舎者には望外の喜び。6月時点では東宝シネマズしか載ってなかったんだよな。いそいそ見てきましたよ。
形而上的な問を投げかけられたような
感想は、面白かった。というより、なんか考え込んでしまった。
レビューを見ていると、当然ながら完全なフィクションとして鑑賞している人もいるわけですが(というかそっちが多数派か)、個人的には、これはやっぱり何らかの「開示」なのでは? と思いました。
地球外生命体もしくはUFOに関するいくつかの事実、もしくは事実に近いものが混ざってるんじゃないかなと。
約80年間、隠蔽されてきた地球外生命体の存在。
スピルバーグの宇宙シリーズ三段跳びで、「未知との遭遇」(1977)、「E.T.」(1982)ときて、この「ディスクロージャー・デイ」でとんでもないところに着地したな~と。
ネタバレになるのであんまり書きませんが、修道院が出てくるのもとても周到に計算されていると思いました。
「開示=ディスクロージャー」によって、「信仰」とは何かという形而上的領域にまで関わってくるぞという匂わせ。といっても、キリスト教圏の人々にとってですが。人間は神が造ったことになっていますからね。
「激突!」のセルフオマージュも
とはいえ、タッチとしてはそんな深刻で重々しいものではなく、アクションあり、カーチェイスあり、ハラハラドキドキ、エンタメとして十分楽しい。
監督自身、「激突!」(1971)のセルフオマージュも入れたりして遊んでいる。
あとは、コリン・ファースがジジイになっていて驚いた。歳相応なんだけど、自分の中では「英国王のスピーチ」(2010)で止まってたもんで。SF×コリン・ファース×スピルバーグという組み合わせも意外だった。
都市伝説マニアのツボも完全に押さえているし、単にSFエンタメとしても楽しめるし、「ディスクロージャー・デイ」個人的評価は★★★★(星4つ)です。
