NHK朝ドラ視聴メモ2「風、薫る」お前もか。

目次

急速に失速

現在放送中のNHK朝ドラ「風、薫る」、楽しみに見ていると書いたものの、最近の失速ぶりがひどくて、最後まで見届けられるかアヤシクなってきました。

日本初の看護婦の卵たちが、お雇い外国人・バーンズ先生にしごかれていた時期がピークでしたかね。大学病院での見習い時代も、まだよかった。

その後はどんどんテーマがブレて、繰り返し巻き返し描かれるのが、ヒロイン・りんのモテまくりエピソード。いまや何のドラマを見せられているのかわかりません。

新潟での赤痢封じ込めとか、看護婦としての活躍も描かれることは描かれますが、どうにも薄味。

新たに出てくる登場人物も連続性がなくてぶつ切りだし、役者の無駄遣い感がハンパない。

平たく言うと、脚本がまずい。最初の頃はそうでもなかったのに、どうしてこうなった。

視聴者おいてけぼり

最近の放送で呆れたのが、もう一人のヒロイン・直美が立ち上げた派出看護婦会がうまくいかずに苦労していたはずなのに、直美が赤痢防疫の手伝いに新潟行って帰ってきたら、いきなり軌道に乗っていたこと。

ナレーションで「派出看護婦会も軌道に乗るようになり」って一言で片づけてましたが、いや、何をどうやって軌道に乗せたか、そこを描かなきゃダメでしょう。ご都合主義を通り越して、手抜きすぎる。

直美パートも目下は結婚問題に全振りだし、日本初の看護婦たちがどういう道を歩んだか、どんな苦労があったか、そこを描かずにヒロインたちの恋愛事情に全振りしていては、視聴者はおいてけぼりです。

最近はチグハグ感がすごいので、そろそろ見るのが苦痛になってきた。

やっぱり劣化している

お昼に昔の朝ドラの再放送をやりますでしょ、この前までは「マッサン」でしたが、あのあたりと比べても、やっぱり年々、朝ドラの制作レベルが劣化してますな。

脚本なのか、演出なのか、はたまた構造的な何かなのか、原因はわかりませんが、全体的にドラマとしての質が下がっているのは間違いない。

多分ですが、朝ドラが盛り返すことは今後、ないでしょう。「あんぱん」「ばけばけ」「風、薫る」と見てきて感じた印象。

外部の制作チームを入れるとか何かが変わればこの限りではないでしょうが、まあ、今のままでは期待できない。

「風、薫る」もテーマとしては興味があったので、素材が無駄にされた感が半端ないです。もうちょっとうまく描いてや。実家に戻ってから見始めた朝ドラですが、また見なくなるかもな。

目次