雌カマキリ、伝書バトを放つ
またまた連休最終日、愚弟がやってくるという。父の日・母の日・敬老の日は全部無視、普段電話もかけてこない外道に親への気遣いなどあるわけもなく、雌カマキリ(弟の妻)の指示による定時偵察と見た。
本当は9月の連休に来るという話で、直前になって父親だけに電話してきましたの。
世の中は連休でも介護業界はそれほど連休モードではなく、母のデイサービスもあればケアマネの訪問もある。
カレンダーに予定が書いてあっても父のボケた頭でそうした判断がつくわけもなく、私に何の相談もなく「来てもいい」と安請け合いしやがった。
奴らが思うほどヒマではないと何度言ったらわかるのか。前日に連絡してくるなんぞナメとんのかと私がキレて、撤回させた。
私を通さずに話を進めるところが、いかにも雌カマキリの指示っぽい。そしたら、この連休最終日に来るという。今度は1週間前に電話してきたらしい。
様子を探ることが目的だから、そう簡単にはあきらめない。伝書バト(愚弟)をしつこく放ってきやがる。
私の人生における漬物石
で、伝書バトが来る日の午後、母の散髪をするはずだった。天気もいいし、ここのところ私が仕事で忙しかったので延び延びになっていて、やっと切ってあげられると思っていたら、父親が急にキレ始めた。
「これから人が来るのに、なんで散髪なんかするんだ」と、やたら怒っている。
あんな伝書バトは客でもなんでもない。散髪に何時間もかかるわけでなし、母からは前々から頼まれていたし、やっと私の手が空いた頃合いで散髪するのに何がいけないのかと、私も大激怒。
伝書バトは常にいさかいのタネを運んでくる。
そうこうしているうちに急ぎの仕事が入って来たので、結局散髪は見送ったのだけれど、怒りながら平常心を欠いて作業したせいで仕事をミスった。今後の受注にかかわりそうな、ちょっとマズい感じ。
あの父親、昔から私の妨害ばかりする。ボケても、妨害だけはちゃんとする。私の人生の漬物石。
そもそもあのバカ弟が来るというのが事の発端だし、外道父子の負の相乗効果ハンパない。
雌カマキリは喰らいつく
伝書バト(&背後に透けて見える雌カマキリ)が年初にとんでもない誹謗中傷を私に吐いて以来、いまだ詫びはない。謝罪がない限り顔を合わせる気もないので、私は自室に引きこもっていた。
出掛けることも考えたけど、私の目がないのをいいことに何をするかわからないので(親の全預金残高を調べ上げるという闇バイトまがいの前科アリ)、家を空けるわけにもいかない。
夕刻が迫ってきて、夕飯の支度が気になる時間帯だけれど、伝書バト、なかなか帰らない。どうしたものかと思っていたら、やっと帰る気配。帰り際、父親に言われたらしく一応、謝りに来た。
でも、相変わらず雌カマキリのコントロール下にあるのは明白。なので、雌カマキリの耳に入るのを承知で、言われた罵詈雑言には、きっちりお返ししておいた。伝書バト、しっかり伝えておけ。
で、呆れたのが、親切顔で「大変だったら、お父さん(だけ)こっちで面倒みてもいいよ」だって。
雌カマキリ、まだ諦めていません。金のニオイをかぎつけたら最後、喰らいついて離さない。本能に忠実なのはまさに昆虫並み。
外道どもの攻防
大体、本気で面倒見る気があったら、私が帰って来る前にもう少し両親に手を貸しているはず。
買い出しの足もなく、食べるものにも事欠いていた(私が東京からネットスーパーで食糧を手配していた)老親を冷然と放置した外道夫婦が、親切心から父を引き取るはずがない。
「でも、年寄りは環境が変わるとよくないっていうしね~(お前らの目当ては金だろ)」と、とぼける私。
「面倒見るって言ってるのに、じゃあ、どうしろっていうの」と、若干キレる伝書バト。どの口が言う。
それならと、「お父さん、弟が家で面倒みてもいいってさ。行くかね」と昼間の仕返しに弟の前でふってやった。
父、「嫌だ」と即答。
オイオイ、かわいい長男の前だろ、迷うフリだけでもしないのかと呆れるやら、嗤えるやら。こいつも本能に忠実なのは昆虫並みだな。
雌カマキリ、残念だったな。カモは今のところお前のカマから逃げ出したがっている。伝書バト、しっかり伝えろ。カモが自分で拒否ったんだからな。
カマキリやら、ハトやら、カモやら、もう何を書いているのか訳が分かりませんが、人の道を外れた外道どもを語るにはちょうどよかろうて。っていうか、虫や鳥のほうが罪がないけどな。
